NTTドコモは14日、2014年夏モデルとしてソニーモバイル製のAndroidスマートフォン「Xperia A2 SO-04F」を発表した。片手で使いやすいコンパクトボディに、洗練されたカラーバリエーション、スマホ最高クラスのカメラが目を引くモデルとなっている。

個性の立ったカラバリとマット調の背面パネル

「Xperia A2 SO-04F」は、昨年のドコモ夏モデルで100万台以上を売った人気機種「Xperia A SO-04E」の後継モデル。手のひらに収まるコンパクトな4.3インチのディスプレイを搭載し、大型のスマホが主流になっている中で持ちやすさ、使いやすさを重視した普及機となっている。

従来のXperia同様に、縦でも横でも持ち方・使い方を問わず統一された操作感を実現するオムニバランスデザインを採用。ボディは、ラウンドフォルムのアルミフレームとマットな質感の背面パネル(樹脂)を組み合わせており、やや厚さは感じるものの手へのフィット感は上々だ。ガラスと違い、指紋も目立ちにくい仕上がりになっている。 ラベンダー、オレンジ、ホワイト、グレーブラックと豊富なカラーバリエーションを取り揃え、各カラーの個性も立っている。男女問わず、幅広いユーザーに支持されそうなラインナップだろう。

ソニーのテクノロジーを集めたハイスペックカメラ

カメラは2,070万画素で、高感度イメージセンサー「Exmor RS for mobile」や画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、明るく広角な「Gレンズ」など、ソニーのカメラテクノロジーを結集したハイスペックなものになっている。 シャッターを押した前後1秒ずつ計61枚を連写できる「タイムシフト連写」や、一眼レフ風のボケ味を楽しめる「背景ぼかし」をはじめ、各種カメラアプリで多彩な撮影もサポートするが、4Kビデオ撮影には非対応となる。

「Xperia A2 SO-04F」の実機を動画でチェック

主な仕様・スペック

基本ハードウェア性能は、2013年冬モデルの「Xperia Z1 f SO-02F」を踏襲している。4.3インチのディスプレイはHDサイズ(720×1280ピクセル)のTFT液晶(トリルミナスディスプレイ for mobile)を搭載。RAMは2GB、内蔵ストレージは16GB。

OSはAndroid 4.4で、プロセッサはクアルコムのSnapdragon 800 MSM8974 2.2GHz クアッドコア、バッテリーは2,300mAhを搭載する。アプリの動作をセーブしてバッテリー持ちを延ばす「STAMINAモード」などにも対応している。 防水・防塵、おサイフケータイ、NFC、ワンセグなどに対応するが、フルセグやNOTTVはサポートせず。また残念ながら、他の夏モデルでサポートされるVoLTEや急速充電2にも非対応となっている。 サイズは約128×65×9.7mm、重さは138g。発売は6月中旬の予定だ。